「あいつより俺を好きになれよ」　生徒会長へのひそかな恋心を副会長の三宮先輩にうっかり知られてしまった！　でも、「よし、俺に任せとけ！」って、その日から三宮先輩が協力してくれることに！！　あれこれ恋の手ほどきをしてくれて、軽く ．．． 続きを読む

　俺が務めるつくし保育園に入園してきた結菜ちゃんのお父さんは、学生時代に片想いしていた貴島先輩！　ちょいワルやもめ刑事になっていた先輩は、昔と変わらず優しくてカッコよくて……やっぱり好き。あるとき、職務中に先輩が利き腕にケガを ．．． 続きを読む

　高校時代から、工藤暁生（くどうあきお）はいけすかないヤツだった。俺の彼女はみんなあいつに取られたし、みんなすぐに捨てられた。だから俺は、あいつが大嫌いだった。嫌いオーラを出しまくり、あいつの視線すら無視してた。なのに、現在… ．．． 続きを読む

　今日も感じる鋭い視線───突き刺すように俺を睨んでいるのはスポーツ科のヤンキーで名前は『竜之介』。会う度に理由もなくガン飛ばしてくるけど、何故か気になる。だって、笑った顔がすごく可愛いから。道を歩けば喧嘩を売られる不良集団の ．．． 続きを読む

　「牧くんてさあ、すげーかわいいよね」まごうことなき地味顔の俺に、イケメンのクラスメイト・深町はのたまった。以来、キスしてきたり肌に触れてきたり、深町は俺につきまとう。逃げても泣いても執拗に追われ、ついには淫らな行為まで─── ．．． 続きを読む

　「いいじゃん、一回試させてよ」　昔、颯太がふざけてしてきたキス。その時から、俺は颯太への想いをずっと胸に秘めてきた。「幼なじみ」で「親友」で……俺たちの関係がそれ以上になるはずないってわかってたから。だけど、あの時と同じ台詞 ．．． 続きを読む

　俺達は孤児院育ちの腐れ縁。同じ学校、同じ会社、同じ派遣チーム……いつも俺の後を付いて回るヒロは、俺の言う通りに性欲処理までしてくれて、ホント忠犬みたいなヤツ。でも、実は天才肌で俺よりもデキる男。コンプレックスを抱えた俺は、「 ．．． 続きを読む

　「俺のドルチェ。お前に惚れたぜ！」　そう言って入部してきたのは、演劇部にまるで興味ないただのヤンキー・不知火（しらぬい）。なのに、不知火は演劇の才能を発揮して、王子役に抜擢されてしまう。しかも姫役は陽一を名指し！　陽一はしぶ ．．． 続きを読む

　「お前、犬みたいだな」　脱サラをして小説家を目指す俺は、節約のためにシェアハウス「椎の家」に住むことにした。……が！　住人が個性派だらけで引っ越し1日目から先行き不安。だけど、かわいいのに毒舌でひねくれ者の椎名さんが犬に向け ．．． 続きを読む

　「俺と、付き合っちゃう？」　別れ話でもめていた隣のクラスの烏堂と付き合うことになった三城。気まぐれで始めた「恋人ごっこ」のはずなのに、烏堂の隣は居心地よくて……。セックスも彼の手管に翻弄され、快感に震えていることしかできなか ．．． 続きを読む