若頭・加賦への常軌を逸した執着を持てあまし自慰にふける韮沢。「何もいらない。貴方の側にいられるだけでいい……」そんな可愛い事ばかり言う韮沢を、大切に思い始めてしまった自分を戒めるべく、独立話を持ちかける加賦。すがりつく韮沢を ．．． 続きを読む

　長く抗争を続けてきた梅崎組と相賀組の手打ち直前。相賀組の男が刺された。梅崎組若頭・加賦は、犯人を匿っているであろう韮沢を拘束し、苦痛と快楽をその体に施すが一向に口を割る気配がない。「惚れてた男に犯されて嬉しいか。それとも俺に ．．． 続きを読む

　梅崎組を継ぐよう、実父である組長から告げられた加賦だったが、どうも気が進まない。＜br＞一方、周囲から跡目だと目されている佐川は、加賦の忠誠を測るため、＜br＞彼の稼ぎ頭であるフロント企業、もしくは韮沢を、自分に寄越せと言ってきた。...