立花伊織は女に不自由したことがない。その実体験を元に官能小説を書いてみればデビューとなり、発表する作品は人気を博し、金遣いは派手になった。しかし、ある理由からぱったりと筆が進まなくなり、療養の地として温泉宿へやって来たのだが……。＜br＞＜br＞昔馴染みの女将に紹介された仲居の壮馬は、可愛らしい顔をしていた。だが男だ。せめて女だったらよかったのに――そこで脳裏に浮かんだのは、昼間見かけた、美しい踊り子の姿だった。あの子なら、もしかしたら俺の悩みを……。...

作家 ： Kujow

ジャンル ： ボーイズラブ漫画

出版社 ： シュークリームPOP